(写真がやたら大きいのにはわけがあります。それはのちほど)
あれから4ヶ月がたちました。
首相の成長ぶりを写真で追いかけていたねえやでありましたが、そのたびに、顔をコンピューターのモニターぎりぎりまでくっつけては目を見張っていたのでした…
首相が支えもなくひとりでお座りをしている!
首相がつかまり立ちをしている!
… 感無量 …
そしてこの夏、首相一家が訪日!
ねえやはいそいそと、謁見先である渋谷まで出かけていきました。
待ち合わせ場所のカフェ。
首相はストローラーのなかですやすやと眠りについておりました。
写真で見たのと同じだ~、とまるで有名人を見るように、大きくなった首相をのぞきこみました。
そして、さて移動しましょうというとき、あの! なつかしのカンガルーサックが登場。
ひさしぶりに、ねえやは首相を抱っこいたしました。
おねむのところを起こされちゃったもんだから、首相は半べそ状態。ごめんね、首相。
首相はどうだったかわからないけれど、ねえやは抱っこしているあいだ、
とてもなつかしい感じがしました。成長して姿かたちは少々違っているけれど、なんというかあの温かいぬくもりがね。
それにしてもやっぱり大きくなったねえ。あの頃ベールのように首相の頭をすっぽりおおっていたフードが、もう少ししたら頭をおおいきれなくなるんではないかというくらい。
ハンズでお買い物にいそしむ首相父とその友人たちとは別に、
首相母とねえやは店内のカフェでひと休み。そのあいだに首相は持ち込みランチです。
思い起こせばNYを離れる時分には、まだつぶしたバナナややわらかくしたオートミールを食べ始めたところだったのに、今では「ひらめのリゾット」ですか! なんともはや。
しかも、デザートにはかぼちゃのクッキー。こちらは赤ちゃん用にすぐほろほろとやわらかくなるものだそうで。首相もじょうずに食べていらっしゃいましたねぇ。
でも首相母いわく、女の子にくらべるとかなりワイルドな食べ方、らしいんですが…
椅子にちょこんと座った首相、眉間にしわをよせながら、となりに座ったねえやを穴が開くほど見ている。
見ているというか、検視している、という具合…
誰だっけ、このひと~ と思い出そうとしているような、はたまた
キミ、あのとき途中交代したなァ~ と問い詰めているような、いずれにしてもかなりの凝視ぶり。
ねえやとしては、その両方が首相のまだはっきりとは形づくられていない意識のなかにあるような気がしているのです。
というのも、ねえやがNYを発つ日の朝、いつもはそんなことをしないのに首相は、朝食をとるねえやの顔をほとんど無表情で、じーっと見つめていたのでした。
その表情はどこか悟りすら感じさせるような大人びたもので、ねえやはどきっとしてしまいました。
まるで、わたしがいなくなるのを分かっているんじゃないかと思えたからです。
しかしまぁ、誰でもいいやな。
わたしは首相のアント・ねえやです(日本語だと“ねえやおばさん”でわけわかりませんが)。
どこにいても首相の健康と幸運をお祈りしておりますよ!
およそ2週間を日本で過ごした首相、きっといろいろな人に会って、いろいろなところに行ったんだろうね。公務、ごくろうさまでした。
それでは渋谷での謁見終了、というとき、ストローラーに戻った首相のまぶたは、その日初めて会ったときと同じように閉じていました。まるで首相のお目目が開いているときだけに起こった魔法の時間のようでしたよ。
それでは首相、またしばらくののちに。
今度はいったいどれだけ、大きくなっているのかな~?
(写真のなかに、首相母、首相を抱いた首相父母の友人、ねえやがおります。ねえやを起点にすると首相母は左上、首相父母友人は左下に、という位置関係です)
